QrioとSESAME スマートロックの落し穴

『スマホ壊れたのため玄関解錠』

普通の鍵も非常時とにと持ち歩けば、こんなことにはならないが、使い易い代わりにトラブルが大きくなるのは、思いもつかないだろう。

最近、数万円も出してスマートロックを付けている玄関ドアが多いです。 しかしながら、スマホ無くしたり、家の中に置き去りで、ツイうっかり外に出るともう入れない。ここ数年こういうトラブルが多い。

だが、使い勝手は非常に良いと聞く。Bluetooth接続の為、ドアに近づくだけで解錠できるほか、ドアが閉まればオートロックする。体験してしまうと、非常に気持ちが良いらしい。

Qrio(キュリオ)とSESAME(セサミ)。Qrioの方が事案としては多い。売れているのだろう。だが、CCDカメラで覗いただけでは判別がつかない。

QrioとSESAMEの物理的な違い

どちらも、サムターンの幅は長いのでレバー比が大きく取れる為、解錠の力は少なくて済むのは都合が良い。

ただし、セサミは厄介である。 数秒で自動施錠される。これはかなり短い時間であり、サムターン回しても、タイミングではすぐさま施錠されるからである。

SESAME(これだけでも判断できない)

しかも、モーターのトルクが大きいため、オープナーの戻される感覚が大きい。しっかりとホールドさせるか、間髪入れずにドアレバーを引くことが必要だ。

Qrioキュリオはその時間は長いようだ。今回は戻されなかったため、通常サムターン解錠後、余裕を持ってドアレバー引いて作業は終了した。

Qrio(上にロゴがあるが判明不可)

実用から考えると、Qrio Lockの方が設計も十分になされていると考える。施錠解錠時のモーターのトルク制御が、錠前のばね力とバランスが取れている。SESAMEにはそれが無い。

『スマホ落としただけなのに』にならないようにして欲しい。