コクヨ・パーソナル・ロッカーのダイヤル錠解錠
駅前の大手のスーパーからのcallである。帰宅時にロッカーが開かなくなっていると言う。いつもの番号で開かないとのこと。
対象はコクヨのパーソナルロッカー。マスターキーと組み合わせて解錠するタイプのものだ。
昼休みは使えていたのに、帰る時に開かなくなったという事象。普通では考えられない現象だが、この型の解錠案件は少なくない。
解錠後、修理を希望する依頼人がほとんどだが、設定ミスが原因である。
まずは解錠だが、この場合、何処かの一桁がズレてしまっているケースが多いので、右端のダイヤルを一桁を、ズラして回してみると解錠した。
4ピンのシリンダーを回して、ダイヤルを回して、設定されている暗証番号を表示させるタイプだが、そこまでの作業は不要だった。
裏側の設定を確認してみると、やはり「自由変換設定」の位置にある。何かの弾みで変わったのか、利用者自身が設定してしまったケースがある。
見た目同じような錠前があるが、この部品だけ入手も可能であるが、それなりの価格だ。ただし、よっぽどでなければ交換することは無い。
スガツネ工業(LAMP)「ダイヤル錠付きターンロックDIT-19」。開口部分の寸法が合えばそのまま使える。
しかし、この「自由変換設定」モードは必要なのだろうか。いつもモヤモヤする。