丁番変形による施錠不具合修理
「丁番が変形してドアに鍵がかからない」
デッドボルトとストライクとの位置不良による不具合なだろうかと考えていた。
しかし、現物の丁番を確認すると、考えられない方向に大きな外力による大きな変形になっている。3ミリ厚のステンレス材のプレートに対して、かなり大きな応力のはずだ。シャフトピンも同様に変形している。どのようにして変形させたのか分からない。ミステリーである。
修理するには丁番を外さないと加工できないようだ。ここで活躍したのが、クルマ用のジャッキだ。細かく高さを調節できる。
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専用工具を使って変形を修正したが、脱着作業を4回する羽目になった。変形させるにはこつがいる。道路の排水口蓋が必要になる。
シャフトも変形しているが、これは単品で修正出来ない。プレードの修正では限界があるが、修理は完了した。
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