離婚調停中の玄関解錠キャンセル PR.PGF714-U1

「鍵紛失による玄関解錠」

何処に依頼して断られたのだろうか、聞いてみても理由と本人確認内容が不明瞭だ。何かを隠している様子が感じられる。

不審に感じながらも現場に到着する。すると、購入契約書を見せてきて、依頼者自身の所有権を妙に誇張してくる。なんと、中に人がいる。奥さんなのか、相手が中にいるようだ。部屋を占拠しているのだ。

PR.PGF714.U1グリップハンドル型プッシュプル錠だ。シリンダーを見ると破錠した形跡がある。なんとも雑な鍵屋の作業のようだ。どうやら、依頼人が留守の間に破錠して解錠し、勝手に一カ所のシリンダーを交換したようだ。その状態の玄関解錠だが、防犯サムターンがついている。

インターホン越しで説明するが、神経質になっており、作業中に解錠工具を壊される可能性がある。なんとかインターホン越しで説得をするが、警察官が到着した。中の女性が呼んだらしい。この時点で現場キャンセルとした。

強引に破錠などやったとしても、警察沙汰に巻き込まれるのは勘弁願いたい。その場を早々に離れた。