「施錠解錠が出来ないことがある。」

鍵が回りづらく、施錠解錠が不安定であるようです。シリンダ洗浄での処理となるでしょうか。現場へ移動しながら考えていました。

現象を確認する前に、依頼人のオーナーより話をお聞きしました。その話の中で、「360度回転してしまう」と聞きました。(360度??経年劣化ではなさそうですが、まさか、テールピース(スピンドルシャフト)?ネジ?)

何度か施錠解錠を試していると、確かに360度回ってしまうことがありました。(ガリッとカスッている感触だな)

目視での確認では、引き足のネジが緩んでいる様子も確認できませんでした。

分解すると、刻印40のシャフトでしたが、確かに0.5ミリくらいの接続しかありませんでしたので、このテールピースの交換が必要です。シリンダー交換もありますが、テールピースの交換が安価で済みます。

しかし、当方ジャンク部品からの適用ではコストもかかりますので、オーナーに古いシリンダーを持っていないかを確認すると、出てくる出てくる、10個ぐらいありました。3個除いて全て刻印40です。これはおかしい。他の部屋にも同様な症状が出るでしょうと。

ドア厚はDT40。通常ではこれでいいのでしょうが、錠ケースがオフセットしていますので、その分シリンダー側と離れてしまったのでしょう。適正なシリンダーを選択しなかった設計の問題です。

古いシリンダーから刻印46を見つけて、そのテールピースで交換・確認作業して改善されました。

今回使用されていたのは、D-TX40-37。

本来であれば、D9-TX46-37、または、V18-TX46-37が適正です。