「紛失玄関解錠」

依頼の時は、ドアスコープがあるかどうかは不明でした。Googleで調べても写真がありませんでした。

今回も警察立会事案でした。

到着してドアを確認すると、ドアスコープはありませんでした。しかも、オプナスシリンダーです。錠ケースはUSHIN-SHOWAのようでしたので、大型の通常サムターンでした。

プランA

特殊解錠方法として作業を進めます。しかし、築浅のこの物件は、防火ドア対策としてドア枠に特殊な形状のシリコーンゴムが施されていました。「コの字」の形状です。

またしても、このシリコーンゴムに阻まれてしまいました。結局20分ほど作業しましたが断念しました。

ゴムの材質や形状がわかる方法が課題となりました。

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プランB

高さ2メートルあまりの掃き出し窓でのクレセント解錠です。スライドスイッチでロックされていますので、時間がかかりそうです。ツールは挿入出来そうですが、アパート用の掃き出し窓は幅60センチ(全幅1200)と狭いため、窓枠と干渉してしまいました。これではツールが壊れてしまいます。これも断念しました。

プランC

シリンダーの破錠作業です。いつもなら賃貸物件での破錠は、了承得るのに時間がかかりキャンセルとなりますが、大東建託物件の場合は、退去時の現状回復するならば、破錠しても良いとの回答です。ダブルにコストがかかりますが、この方法で依頼者自身が決断しました。

U9.LSPに交換することで、破錠作業に進みました。オプナスは堅牢です。ドリリングやヤスリは難航しますが、ホールソーに対しての防御は意外と弱く、短時間でシリンダーコアを取り除けます。

今回もホールソーで、短時間でコアを取り出すことが出来ました。いつもながらオプナスのコアシリンダーは大きいですね。その為、引き足のネジはM4の専用ネジです。

程なく解錠して、シリンダーもU9.LSPへ交換して完了しました。賃貸物件でのオプナスの破錠作業は、これまでほとんどありませんでしたが、久しぶりの作業でした。