MIWA PR.LDSP サムターン施工不良による玄関ドアの解錠と修理

「サムターンが回らず室内から出られない」

今年の4月から同アパートに入居したとのことだが、その時から硬かったらしい。現場到着してインターンホン越しに状況を確認します。通路側には窓はあっても、開けられません(解錠後確認すると、内装リフォームにて全て塞がれていました)。ドアポストもないので、カギを受け取るため裏側に回り、狭い隙間を進んで掃き出し窓側からキーを受け取りました。

ドアを前後させても、ストライクと干渉してる様子は確認できないので、本体ケースの不良か、LSPであればサムターンの取り付けねじとの干渉かもしれません。

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外側から受け取ったキーにて通常解錠いたしました。(かなり硬いですね。経年劣化でしょうか)

フロントを見るとLSP刻印ですが、本体はLDSPが加工されて無理矢理取り付けられていました。また、サムターンが不正な位置に取り付けられており、セットスクリューが飛び出ています。フロントも浮き上がっていました。

交換作業者の不良作業でした。悲しいことに、このような初歩的でいい加減な作業に、最近よく遭遇しますね。

1.5ミリほどさらに締め込んで、標準位置にサムターンを取り付けし直して、ケース内部を専用スプレー洗浄と潤滑性を改善させて完了です。