WEST916.TESP 逆サムターンの玄関解錠
「鍵の紛失による玄関解錠」
MIWA製のサムラッチ錠「HBZSP」でした。こちらの主錠はディスクタンブラー型のシリンダーでしたが、使っていないとのことで、補助錠のWEST916シリンダー側の解錠でした。
通常解錠で進めますが、2ショットでも解錠出来ません。感触に違和感がありましたので、カメラで覗いてみると、サムターンが縦の位置になっています。位相が90°違って取り付けられているのであれば、元々上げ解錠なのでさらに奥側に回し込む方向です。
しかし、これでもなかなか改善されませんでした。結局特殊カメラを取り出し、さらに先端の治具を変更します。
一体何回先端治具を交換したことでしょう。
やっと解錠したかと思ったら、下げ解錠方向でした。つまり手前に引き戻す方向でした。理由はTESPのチュブラーが逆さまに取り付けられていたことでした。結構翻弄されてしまい、心の中は恥ずかしい思いでした。(取り付けた業者の悪戯だったのであれば、この様なことはやめて欲しいですね。)
しかし、縦位置のサムターンには結構遭遇しますが、チューブラーが上下逆さまに取り付けられていたことまでは、頭が回らなかったのですが、補助錠は注意が必要ですね。