MIWA LE-11 サムラッチ装飾錠の施錠不良
「1箇所の鍵が閉まらない時がある」
MIWAのアンティーク錠で、上下2箇所のシリンダーが一体型になっている珍しい錠前でした。(後から調べても詳細の型番は判明しませんでした)
施錠不良の原因は複合的になっていました。
ドア回りをよく見ると、かなり厚手のゴム製ドアパッキンを追加で後付けしていました。このため、ストライクとの相対的位置がずれてしまったことが原因でした。
しかもドアパッキンが、ドアの閉まり具合を阻害している部分がありました。
また、上部の丁番にワッシャーが挟まれており、どこかの業者が何か調整した様子でしたが、そのためドアと枠との間に歪みを生じさせて干渉していました。
これら各々を適宜調整して改善することが出てきました。
ちなみに、下側の補助錠が施錠方向が逆になっていました。チューブラーの上下逆に取り付けられている取付不良ですね。何処の業者が取り付けたのか、意地悪な施工です。