MIWA デジタルテンキー錠TK4LT LAT自動施錠型電子錠の動作不良点検修理

「電池交換したばかりだがテンキーが反応しない時がある」

最初はメーカー名などは不明でした。物件名から検索すると、MIWA ランダムテンキー自動施錠型「TK4LK33-2」のサムターンなしタイプでした。

解錠は昨夜遅く、スマホで探した業者に開けてもらったそうだが、かなりの高額を払ってしまったらしい。損金額を聞いて驚いてしまいました。

その時は原因は不明のまま、今朝になって別の業者として、当方が依頼を受けました。

動作確認をすると、確かにテンキーが反応しない時があり、反応しなくなると、その後全く復帰する様子もない。

確認用のリチウム電池と交換すると、通常反応を確認できたので電池の問題かと思いました。しかし、再度最初の電池に戻してみると、テンキーの反応は通常動作となり復帰しています。

最初から電池カバーがないのは気になっていましたが、電池の端子部分の接触不良が原因であると分かりました。どうやらドアの開け閉めの勢いで、電池が動いてしまったと思います。

カバーがあればホールドされるでしょうが、むき出しの状態では再発する可能性があります。応急処置としてテーピングで押さえておきました、管理会社との代替品交換など交渉することを提案して完了しました。

自動施錠機構部分の経年劣化の汚れも確認しましたので、通常分解洗浄でこれも改善されました。

電子錠はトラブルが起きると、その後が大変になるのであまり好きではありません。