ALPHA edロック(改), リチウム電池カバー不具合による玄関解錠と修理

「依頼者自身でバッテリー交換していた時、誤って電池カバーを付けたままドアを閉めてしまった」

彼女自身で電池交換する時に電池カバーを閉めてしまった。その後電池買ってきたが、カバーが開かなかったとのことです。

いつも通りに通常バイパス解錠試みるが、これが難航しました。

従来のバイパス解錠が出来ない電磁ソレノイド改良型インターロックです。 いつもの場所にアプローチの穴がありません。 しかもダミーの穴が付いている。 いつものツールが入らないため、ドアスコープからの防サム特殊解錠(webではB5型)に作業となりました。

すると、なんとサムターンカバーが付いていた。高さがあるタイプだが、サムターンは通常サムターンのようだ。 想定とはかなり異なった。前の居住者が勝手に取り付けたのでしょう。

何度か幾つかのジグでトライして、最終的にはポップアップカメラ使って進めましたが、先曲がり(J字型)先端治具で何とか解錠しました。

しかし作業途中、ケーブル断線でカメラが故障。その時は何とか一時的に回復しましたが、修理が必要です。

解錠後、edロックを分解し電池カバーを外しますが、やはり改良型の樹脂型プレートのインターロックで、アプローチ用の穴がありません。1ミリ以下の隙間からアプローチする方式のようだ。このタイプは初めてでした。

ただしアプローチの場所は従来の場所から変更はないようです。それでもツールを改良する必要がありますね。

作業としてはインターロックの樹脂製ロックプレートの動作不良を調整して完了しました。