KABA+WEST916.QDJ-695/696 鍵の紛失による破錠解錠とシリンダー交換(LIXIL Z-1A1-DHYD)

「鍵の紛失による玄関解錠」

現場に到着して確認すると、申告とは異なりドアスコープがありませんでした。ポストからのアクセスルートもありません。特殊自作ツール解錠も出来ませんでした。

破錠解錠とシリンダー交換となるため、見積もりの提示と大家さんのご了承を得て、依頼人が負担する形で進めることとなりました。

シリンダーカラーを確認しますが、LIXILの玄関ドアですのでQDJ-695/696のタイプでしょう。とにかく破錠の準備を進めます。

グラインダー切断の方法とロータリーファイルバー加工/ホールソー加工がりますが、今回はWEST916とKABA ACEですので、ロータリーファイルバー加工/ホールソー加工で進めることとしました。

ダブルカットの8ミリロータリーファイルバーは、ebayで中国から最近仕入れたツールを試すこととしました。これが結構調子が良かった。(FUKI製は結構高額ですから。)

上側のKABA ACEはロータリーファイルで作業を進めて、下側はWEST916専用ホールソーで進めました。ホールソー対策のワッシャーリングを取り除いて行くとサクサクと削ることが出来ます。(保護用ゴーグルは必ず装着します)

結局40分程度で2箇所の破錠を完了させて、その後シリンダーを交換。LIXIL仕様の2個同一シリンダー「Z-1A1-DHYD」で対応しました(久し振りの出庫です)。DT40 防火戸ですからピッタリですね。