TOSTEM MIWA PA-01 ラッチ動作不良点検修理
「ラッチの動きがおかしくなった」
TOSTEM MIWA PA-01のラッチの動作不良です。単なる経年劣化であればスプレー洗浄で完了しますが、今回は違いました。
外されたラッチ部品には破損等の不具合は見当たりません。
錠ケースのラッチ部品が収まるところにはぽっかりと穴が開いていましたが、スプリングが変なところに引っかかっています。この状態で組立は可能ですが、バネが機能しません。
極細ラジオペンチでバネを回しながら慎重に引き出します。正規のセンター位置に組み直して完了です。
ヒヤリングしてみると11年ほど前にハンドルバーセットを交換したようですが、その時の業者による組立が不良であり、バネが落ちてしまっていたと思われます。動きも変だったようですが、そのまま使っていたようです。