U9.NDZ+U9.LSP, 動作不良による、鍵あり玄関解錠

「カギあり玄関解錠」

主錠U9.LSPと補助錠U9.NRZが付いていました。 補助錠は特に問題なく動作していました。

しかし、主錠U9.LSPが回らない。 何度か回していると解錠出来ました。

しかしドアが開きません。ロックは解除されているにもかかわらず、ドア枠との干渉により開きづらい状態でした。 男の手でもかなり力が必要でした。女性の力では無理だったでしょう。

しかも、現場は西日がかなり強く、ドアが熱で変形している様子でした。 ドア枠の上側がこすれている跡がありました。 朝は全く問題なかったらしいので、熱変形によるトラブルは確実でしょう。

一方シリンダー動作は問題はありませんでしたが、デッドボルトとストライクの位置に問題がありました。ドアが3ミリほど上側に変形しているために、完全にボルトが入りません。

途中までしか入らない為に、大きな摩擦のためにボルトが動かなくなる症状でした。 ストライクは埋め込まれていて調整不可能ですし、LSP本体ケースも調整不可能でした。丁番も調整不可能でした。

結局はストライク上部を3ミリ削る必要がありますが、今回作業は見送りとなります。管理会社へ引き継ぐこととなりました。 しばらくは補助錠のみの運用で様子を見ることで了承経られました。