某企業技術研究本部フロアの入り口ドアへの電子錠取付見積もり
「共用部分との出入り口ドアへ電子錠取付見積もり」
フロアドアへの電子錠を取り付けたいとは、どのような状況なのだろうか。電話だけでは伝わってきませんでしたので、とにかく駆け付けることとしました。
そこは多くのテナントが入るビルでした。その技術本部のドアですが、受付があるわけでもなく共用部と一枚のガラスドアでした。
アルミ部分はとても狭く、バックセットBSは38ミリのLAMAタイプのものです。キーレックスはボタン式なので却下です。APLHA edロックPLUSですが、取付可能バックセットBSは51ミリで外開きドアです。これはメーカー設定値です。物理的には取り付けられそうですが、メーカー推奨値以外は使えません。
あとは、後付け可能な電子錠でSmart Lockです。SwitchBOT、QRIO Lock(BS40ミリ以上)などですが、カギ屋を呼ぶほどでもありません。家庭用玄関向けの商品なので、企業向けではありません。これならばドアへの加工作業はないため、ビル管理会社は関係してこない。通常このドアはビル管理の管理下にあるため、勝手に変更出来ません。
防犯性を考慮するのであれば、ドアごと交換してSECOMの電気錠が必要になります。結局、防犯性と利便性を考慮して電気錠を検討することとなりました。カギ屋の出番ではありません。