玄関引戸の戸先錠が勝手に施錠された

「戸先側が施錠されていて開けることが出来ない」

情報でも内容がハッキリとしない内容でした。鍵はあるけど、内側にあるサムターンが勝手に閉まったとのことでした。

鍵で回す事が出来るが、内側のサムータンが回せないと。さて、どのような状態なのだろう。

到着してみると引戸錠でした。確かに召合せ部分は鍵で開けることが出来ました。MIWAのU5ロング押し回し錠のようです。

(同等品はKH-77(召合せ部分)、または、KH-208トステム錠(戸先錠キー付き))

状況説明を続けてもらうと、戸先側のサムターンがロックされているとのことでした。説明によると、「引戸ドアを閉めた時に、勢いで内側のサムターンが降りたのだろう」と。(にわかには信じられません)

召合せ部分を確認してみると、確かに鎌形デッドボルトは解錠されていました。やはり戸先錠側の鎌デッドロックが施錠状態にあるようです。

引き戸

この作業には、それなりの段取りが必要になります。まれなケースなので、その特殊解錠方法で進めてみたいところです。しかし、先ずはセオリー通り他の入り口を確認してみました。勝手口や掃き出し窓です。先ずは勝手口です。裏側へ進んでみると、結構古い戸建てです。やはり玉座が付いていました。

ALPHA製の古い玉座でした。ディスクタンブラー型シリンダーですね。これなら勝手口を解錠した方が、段取りも必要なく時間も掛からずに解錠出来ます。

解錠方向は下げ方向だからCWですね。

中途半端にキーウェイが大きいので、数種類のツール選択には時間が掛かりました。ピッキングして解錠完了しました。モデルはTAFでしょうか。

その後玄関の戸先錠を確認しました。機能的には全く問題がありませんでしたが、ストライクと戸先錠の位置関係に問題がありそうです。

戸先錠の鎌形デッドボルトを出したままでも、ドアを閉めることが出来ました。当然ロックが掛かります。

原因は、何らかの操作ミスで、そのデッドボルトを出したままドアを締めたことにあるようです。長年の操作でもこの様なことがあるようです。

調整にて作業を進めるかお伺いを立てましたが、ご自分で作業するそうです。ガムテープで戸先のサムターンを使えないようにしておくこととで様子を見てもらうこととしました。