サムラッチ錠 ALNA(アルナ) 鍵の紛失によるシリンダー交換見積り

「鍵の紛失によるシリンダー交換」

キーワードは、「ALNA」「 サムラッチ装飾錠」「 WEST」。

鍵の紛失によるシリンダー交換を希望していたようだ。 しかし、他社に断られたとのことで、web検索からここにたどり着いたらしい。過去ブログの写真を見て同じものだったため、ご連絡をいただいた(有り難いことです。感謝感謝)。

同じものであれば、在庫品から交換可能である。ただし、古い物は現物確認が必要なのでと伺うこととした。 さて、現物を見ると確かに同じものようだが、フロントの刻印が微妙に異なる。さらにフロントを外すと、「6000」の刻印がない。

(なんか嫌な予感がする)

ロック用のネジを緩めてシリンダーを外そうとする。捻りながら外してゆくが想定どうりにならない。

(まさかねじ込み式なのか?)

なんとねじ込み式だった。在庫品とサイズ感はあっているのだが、ねじ込み式となるとどうやっても取り付かない。

(嫌な予感は的中した)

このタイプはALNAでも、もっと古いタイプのようだ。ねじ込み式のシリンダーは入手できない。そもそも検索にヒットしないので、型番さえ不明である。

面付け補助錠の提案したが、検討することとなり、結局は元に戻してその場を離脱することとなった。

刻印が無いだけに、検索キーワードがない。調べうる限り検索したが、やはり適合するシリンダーは見当たらない。

NAGASAWAの交換用サムラッチ錠にフル交換となるか、長納期品の別途錠ケースごと交換することも可能だが、それなりに高額になる。

そこまでかかるのであれば、今後の保守性を鑑みて、玄関ドアの交換もあると提案して検討してみるらしい。

ALNA系のシリンダーはどうしてこうも厄介なのだろうか。