AGE 玉座室内錠 動作不良による解錠

「動作不良による解錠」

室内の一室に閉じ込められたとの内容でしたが、話を進めると室内にある窓から出入りが出来るようだ。どのような構造なのか不明であったが、現場に来てハッキリした。部屋同士が腰高のまどで仕切られていました。ドアからでれない分、この窓から出入りをしていたようです。

数ヶ月前にご自身で外してペイントをしたようですが、ガタガタの状態で取付られていたようです。調べて見ると円筒錠のようです。チューブラーが破損しているか、玉座本体が破損しているのか不明です。

とにかく修理はせずに解錠のみの依頼となりました。トリガー付きのように見えましたが、トリガーは確認出来ませんでした。

ラッチ操作によるバイパス解錠を選択しました。ノブとラッチボルトが連動しておりません。ラッチボルトの部品欠損などが原因だろうが分解しないとハッキリしません。

フロントにはうっすらと”AGE”刻印が見えますが、50年前に取り付けてから交換していないようです。型名は不明です。取付修理等は依頼者ご自身が行うようですので、作業はここまででした。