Clavis 「Tebra Plug PJ」グリップハンドル型プッシュ・プル電気錠の分解洗浄

「玄関の電子式キー下の方が開きづらくなっているので点検修理を依頼したい」

玄関のダブルロック同時施錠、解錠の電子錠だというが、集合住宅でこのようなのものは、どんなものなのだろうか。戸建てならば、LIXILタイプのものが一般的だ。

電子錠はクラビスだそうだが、電気錠はあっても、電子錠はないはずだ。

スマートキータイプ 2箇所同時施錠解錠型。最新型だ!
グリップハンドル部には「Clavis」のロゴが見える。クラビスメカニカルキーはF22型。しかもグリップハンドル型だ。
サムターンは防犯サムターンでスイッチ式。室内側のプッシュハンドルは特徴的である。
(GOALより一回り小さくて、薄い。スイッチはGoal製TMBより安定して押せない。)

フロントはPSV.CDSの刻印がある。クルマのスマートキー型のキーである。クールだ。

さて、このあと分解するのだが、MIWAやGOALとは異なる分解方法になる。ネジを少なくする方法としては、設計開発に拍手である。

さて、サムターンユニットは100VACでのACアダプター付電気錠である事はわかっているので、モータートルクの不具合では無い。

ユニットを分解して洗浄修理するが状況は改善しない。さらに分解してゆくと、モーターサムターンユニット内部のギアヘッド部の破損がある。したがって、ユニット交換が必要だ。交換が終わるまでは、なんとか使えるが、自動施錠タイプではないから閉じ込めはないだろう。

メーカサイトには下記のような注意書きがありました。

「TLA-31WN400CA SL」にはシリンダー、錠ケースはセットに含まれておりません。シリンダー、錠ケース付の場合は、「F22.TLA-31WC400CA」となる。(メーカーサイトへ移動します)