ぶらぶらの状態のサムターン修理 GOAL AS.LX
「内側から鍵が掛けられないので点検して欲しい」
対象を確認すると、ぶらぶらの状態のサムターンがあった。本日鍵を渡されて入居したとの事だ。
サムターンのスピンドルシャフトが、錠ケースまで届いていないのは明らかだ。確認するとシリンダー交換されている。だが分解してみると、引き足のネジはかなり緩んでいる。
引き足だけを再度取り付けようとしたが、フロントを取り外してみると、串ピンが不完全に取り付けられている。
サムターンユニットが、串ピンを乗り越えてネジだけで固定されていた。ユニットを貫通させていない。しかも、緩んだネジでの固定だけ。これでは、シャフトが届かないのは当然だろう。
しかし、なんといい加減な作業者だったのだろう。多少怒りを感じたのは確かだ。