「シリンダー動作不良玄関解錠」

鍵はあるが、シリンダーが全く回らなくなったという。その鍵見ると、シリコーンのヘッド部にはシャーメゾンの刻印がある鍵。やっぱりそうだったか。このハンドルのコンビネーションはシャーメゾン型だ。Normalパタンテ(押しながらまわすシールが無いもの)との組み合わせである。だが、珍しく今回はドアスコープがある。しかも、意地悪にもサムターン真上に位置してある。セキスイハウスが考えそうなものだ。

さて、シリンダースプレー洗浄を根気よくやって15分あまり。改善はされない。

ドアスコープからのサムターン解錠に変更する。上部は、カメラの種類やオープナーの種類、先端治具との組み合わせも変えて、やっと解錠となった。段取り含めて40-50分だろうか。下部は使用せずにいたため、そのまま解錠で完了した。

その後、分解点検すると、シリンダーは回る時があるが、10%の確率でしか回らない。スペアキーでも同じ状態。ピンの引っ掛かりの感触が気になるが、磨耗にしても確率が低すぎる。恐らく、バネの動作不良で、アンチ・ピッキングピンが傾いたままの状態にある確率が高いようだ。

築後10年程度の物件だが、シリンダー交換が必要だ。まれなケースである。シャーメゾン仕様で逆マスター仕様のため一ヶ月はかかる。しかも、市場には出回っていない特別仕様なので、管理会社経由でのみの手配になる。交換するまでは、上側シリンダーは使用せずに、下側のみの運用してもらうことで説明した。