KEIDEN(ケイデン)カードキー型玉座錠 玄関解錠

「カードキー紛失による玄関解錠」

今回は完全に侮っていました。ドアスコープの位置により、これほど難関となった事案は、過去に記憶はありません。

シリンダー側はKEIDEN(ケイデン)ですが玉座錠です。これは初めてみました。サムターン側はALPHAでしょうか、GOALでしょうか。

ほとんど前上にあるドアスコープの位置関係から、通常ポイントの上げ解錠は選択せずに、別ポイントを押し下げる方向での解錠を試みることにしました。

しかし、古い玉座の錠前のサムターンは小さかった。しかも、樹脂製で滑りやすい。既に認識していましたが、このことが頭にあっても、押し下げることに必要以上に固執してしまい、解錠までは30分以上もかかってしまいました。反省ですね。

考えられる方法で、各種オープナーや先端治具、カメラ治具を駆使しましたが、素直に回ってくれませんでした。

原因として、特殊開錠用8ミリオ-プナーの特性を十分に把握していなかった事があげられます(もう何年も使っているのに.......気にもとめていなかった)。
このオープナーでは先端が十分に固定されません。作業途中で改めてこのことに気がつきました。(完全に油断していました)コツがいりますね。

古いアパートの玉座であることと、今回と同じドアスコープの位置である場合、今後は半分特殊解錠になります。しかし、防犯サムターンでもないので標準料金となります。

ちなみに、取り付けてあったAlphaの玉錠の型番は不明でした。フロントに刻印もないほどの古い錠前です。