WEST333 引戸錠の動作不良の修理

「玄関ドアの鍵がかからなくなったので修理希望」

賃貸用にリフォーム中の一軒家でした。掃除してから帰ろうとして鍵を掛けようとしたが、どうやってもカギがかからなくなったので修理して欲しいとの依頼でした。

引戸錠は新日軽のようですが、モデルは不明でした。そこには、どこかの業者がつけたと思われるWEST333引戸錠が取り付けてありました。

確認すると扉のギャップ(GAP)が想定以上に大きくなっていました。ドアそのものがレールからも外れていたためです。レール上に戻して修正しましたが、再発するようです。どうやら次は戸車の確認が必要のようです。

ドアを外してみると、大きなほこりが出てきました。このほこりに乗り上げていたようでした。戸車は問題なさそうです。

ドアを正規の位置に取り付け直して確認すると、今度は鍵がかかりません。室外側ユニットと室内側ユニットのアライメントがずれて取り付けてあるようです。どうやら、取り付けた業者の確認不足による作業不良のようです。

アライメントを調整し直して、正常動作を確認しました。最終調整をせずに作業を終えたのは何か理由でもあったのでしょうか。いろいろな業者がいることに驚きました。