USHIN-SHOWA WXシリンダー動作不良による玄関解錠

「鍵ありシリンダー動作不良による玄関解錠」

築後一年足らずの新築物件でした。GoogleMapにも掲載されていません。現地近くまで行って、探すことになりましたが、それらしい一件目で依頼者と会うことが出来ました。依頼者が居なかったら、物件名の表示もありませんので、判断は難しかったでしょう。

さて、現場を見るとUSHIN-SHOWAのトステム(リクシル仕様)の2カ所同一シリンダー)でした。下側は問題無さそうです。

ハンドル形状から、錠ケースは「QDJ695タイプ」と分かりますので、最悪はケース内部品の不良の場合もあります。これは、同様な不具合ケースで破錠解錠として対応済みです。

上側のシリンダーにWXキーを刺しますが、メカニカル的に奥まで刺さらない感覚でした。5ミリほど残して、奥まで刺さりません。

先ずは、スプレー洗浄ですが、新築ですから経年劣化は考えられません。

不具合状況は変わりませんので、通常解錠に変更です。

スコープの位置が真上に近い位置にありましたので、ドアガードに邪魔されましたが、2ショット目で解錠出来ました。

交換優先と判断しましたので、特に分解調査は行いません。後日オーナーに新品交換要請を提示して完了しました。

タンブラーの一部が、スプリング不具合により正常動作していないと考えられます。この様な現象は稀ですね。