MIWA PGF714+U1 カメラなし、探り解錠作業不能で中止

「紛失玄関解錠、探り解錠不能によりキャンセル」

ご申告では防犯サムターン仕様ではなく、施錠箇所は一箇所のみとの事でしたが、現場にて確認すると、MIWA プッシュプルグリップハンドル型のU1防犯サムターン仕様でした。

この仕様では特に問題ないはずでしたが、上部シリンダー側とドアスコープとの距離が短いのが気になりました。

距離が短い時のオープナーツールは「エクストラショート」ありますが、カメラを仮装備して見ると、50ミリ程長過ぎて、サムターンをオーバーハングしてしまいます。

トライしてみましたが、案の定上手く掴めません。探り作業に変更しましたが、ドアバーにも邪魔されて、どうにも感覚が掴めません。20分程の作業で中止しました。

対策はしていますが、今回はU1特有の「滑る」現象に手間取りました。

従って、今回はキャンセルとなりました。しかも破錠作業は許されない物件でした。残念ですが中止です。

宿題として、専用のカメラ付の新たなツールの作成が必須ですね。直径3.5ミリのカメラが発売されたのを確認出来ましたので、ツールを加工して対策を取る事としましょう。

4種類のカメラツールがあればなんとかなるでしょう。