「ドアの歪みのよる下側シリンダーの施錠不良」

施錠不良による点検修理依頼でした。シリンダーはFUKI、INAHO LSPタイプです。ストライクとの位置不良が問題なのですが、調整は簡単ではありませんでした。ストライクは調整可能な構造でした。しかし何度かストライクの位置修正をトライしたり、丁番回りやドアパッキン回りを確認しましたが、最終的にはデッドボルトがストライクに収まることはありませんでした。

ストライクの下側に2ミリくらいのキズがありました。

さらに精査すると、丁番側のドア枠が大きく沈んでおり、ドアとドア枠の隙間に大きな違和感があります。そしてその沈み具合は5~9ミリでした。これでは丁番調整専用工具でもストライクとの調整幅を大きく超えてしまいます。壁にはひび割れは確認出来ませんでしたが、もしかして最初からの建築施工不良だったのでしょうか。

丁番の高さのスペーサー調整やストライクの干渉部分の削り加工、または、取付穴の再加工等が考えられますが、今後も沈み続けることを考えると、ストライクそのもの取り付けし直しが必要でしょう。まだ築9年の物件ですので劣化は早すぎます。

これ以上は持ち主の許可など時間が掛かります。現場も結構遠い場所ですので、今回は管理会社経由で近所の建具屋を手配してもらうことにしました。